NYに滞在中、一番自分自身にとってインパクトのあった事は、
MOMAで行われていた展示
『Is Fashion Modern?』
というテーマで、ファッションの定番、モダンアイテムのルーツを紹介した展示でした。
その中の一角に、ほとんどの人が素通りしていくエリアが。
それがDonna Karanの展示でした。
そこには、たしかに定番と呼ばれるアイテムが8点あるのみ。
その下に、小さなモニターで、そのシーズンのConcept Movieが流れていました。
そのMOVIEを目にして、動けなくなって、3回くらい見てしまった。
同じMOVIEが無いかと、YOUTUBEでも探して見たのですが見つからず。。。。
そのMOVIEの一部が編集された、その当時のVOGUEの特集映像を見つけたので、
紹介しますね!!
Donna Karan が発表したコレクションは、
女性の生き方でした。
NYの働く女性、昼間は働いて、夜はPartyにそのまま行ける。
忙しいからこそ、着回しのきくラインナップで、
なおかつ、着心地の良さの追求
今では、雑誌の特集で当たり前となっている
『着回し』や『機能性』を、ファッション性を兼ね備えた形で、
なおかつ、ライフスタイルに沿った提案。
全てが完璧でした。
しかもMOVIEもとても素敵♡
今は、トレンドという言葉、このアイテム。という『商品に対して点』の発信が溢れている中
女性の生き方を強く提案するブランドというものが、
日本でも生まれてほしいなーと私は願っています!!
なんとなくオシャレではなく、そこにアティチュードがある。
Fashionとは、時代や、思想を言葉なくして反映されているからこそ、
そこにVOTEした人たちが、結果的にトレンド(時代)を作る。
誰かがトレンドをコントロールするのではなく
リアルな投票こそが時代を作っていく。
ここ数年、大量生産消費に染められて、
情報過多に惑わされて、
自分が本当に何を着たいのか、どう生きたいのか
迷ってしまう時代だと思うんです。
それは、ちょっと、面白くない。
なんだか、これから始まると思っているのは私だけでしょうか?
Fashionから始まる、スタイルの時代が♡
Comments